タリス・スコラーズ

”フランドルとイタリアの音楽” 聖歌。
代表的な曲にミゼレーレがあり、この曲も聴いてきましたが、世界最高のア・カペラ合唱団などと言われているだけあり、素晴らしい歌声でした。混声ですが、選び抜かれた美声という感じで、少年合唱団の透る美しい声がそのまま大人になって熟成されたみたいな美しさです。(って、この表現は何か違うかも)各パート、ソプラノ、アルト、テノール、バスそれぞれ淀みが無くそして声量が物凄く完璧。やはり生で聴く声というのは凄いですね。それぞれ均一な深みのある音で全くブレが無く、迫力があり調和が美しく感嘆と癒しの世界でした。
席が前から二列目、真ん中寄りの位置。という抜群な席で歌い手さん達の顔も良くみえ堪能致しました。
良い1日でした。
家族はこの後グスタフ・レオンハルトのチェンバロのコンサートに二度行く予定らしく、そちらも興味深いものがあります。彼の弾くパイプオルガンなど生で聴いたら凄いだろうなぁ。
タリス・スコラーズのパンフレットの表紙が受胎告知の絵で、それを見ながら(そうだ、ダ・ビンチ展に行ってないぞ!)と思い出しました。そろそろ終わりが近くなりまた混み出して来る頃ですよねー。でも行っておきたいなぁ。来週か、再来週あたり行けたら行くか。
ジョスカン・デ・プレ:ミサ・パンジェ・リングヮ(舌よ歌え)
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グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ
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ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:五旬祭の日が来たりし時
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ヨハネンス・ディンクトリス:エレミアの哀歌
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パレストリーナ:主よ、今こそ御身のしもべを(二重合唱のための)
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アンコール曲(失念)